2008年7月13日

アメリカン☆ドリーム

いままでAltusの田舎っぷりをご紹介してきましたが、実はAltusは農業用水の特許を持っているとかで、近隣の町に比べるとお金持ちらしく、ものすごい高級住宅地があるんです。昨日はWal☆Martの買い物帰りに、折角だから全貌を見ようといって、ダニーとドライブ・スルーしてきました。遠くからみても、巨大な家が立ち並ぶ感じでしたが、近寄ってみるとそれは想像を超えた豪邸達でした。しかもそれぞれ建築にテーマがあるのか、中世ドイツのお城みたいだったり、いかにもアメリカンな星条旗がはためく平屋だったり、バルコニーやゲートまでも整ったホテルのような家までありました。ダニーに言わせると、これが「アメリカン・ドリームと言われるやつ」だそうです。要するに、身分や出身は関係なく、とにかく一生懸命働いてお金を稼ぎ、成功した者は、誰でもこのような「ドリーム・ハウス」も夢じゃない、ということだそうです。確かに、この辺に住んでいる人たちは、おそらく超お金持ちの農家の人とか、牧畜やって成功してる人とか、いわゆる[Red neck]といわれる人も多いのでしょう。しかし、周り中になにもない平地が広がるなか、突如ディズニー・ワールドさながらの高級住宅地が広がるアメリカ。なんでも規模が大きい国だ、と思いました。東京とは言え、23区外生まれ育ちの小市民的にはこんなに巨大な家もっちゃったら、芝生や庭の手入れなど日々の管理がさぞかし大変+ハリケーンとかで壊れたら悲惨+家具を取りそろえるのにどれだけ費用がかかるのか、などなど考えてしまいましたが。こういう家を所有したいとは思わないけど、見るのは楽しいですね。

救われている人たちには、グッドニュースがあります。天国には、神様は私たち1人1人のために、素晴らしい家をすでに用意してくださっているのです。それは、こんな豪邸よりもはるかに想像を超えた美しいものでしょう。

ヨハネの福音書には、イエス様がこう言っているのが記述されています。
ヨハネの福音書14:2-3
わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しにいくと言ったであろうか。

In my Father's house are many mansions: if it were not so, I would have told you. I go to prepare a place for you.

私の父の家、とはつまり神様のいらっしゃるところ、天国を指します。イエス様は、天国には救われた私たちのために、家が用意されていると、使徒達に教えていました。使徒のうちの1人ペトロは、イエス様が天国に帰られたのち、各国へ離散してしまった救われている信者たちに励ましの手紙を送ります。そこには、以下のように書かれています。

ペトロの手紙1
1:3-5
わたしたちの主イエス・キリストの父である神が、ほめたたえられますように。神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え、また、あなたがたのために天に蓄えられている、朽ちず、汚れず、しぼまない財産を受け継ぐ者としてくださいました。あなたがたは、終わりの時に現されるように準備されている救いを受けるために、神の力により、信仰によって守られています。

Blessed be the God and Father of our Lord Jesus Christ, which according to his abundant mercy hath begotten us again unto a lively hope by the resurrection of Jesus Christ from the dead, to an inheritance incorruptible, and undefiled, and that fadeth not away, reserved in heaven for you, who are kept by the power of God through faith unto salvation ready to be revealed in the last time.

天国の様子の記述は、ヨハネの黙示録第21章に書いてあるので、読んでみてください。
21:11 都は神の栄光に輝いていた。その輝きは、最高の宝石のようであり、透き通った碧玉のようであった。Having the glory of God: and her light was like unto a stone most precious, even like a jasper stone, clear as crystal;


Hymnにそんな天国の家を楽しみにする歌があるので、ここでご紹介します。
メロディは、You Tubeでまた見つけました。
http://www.youtube.com/watch?v=1eafxg-Mv5g&feature=related
Strolling Down Memory Lane , Billy & Willie Pollard's
Country Gospel T.V. Programかららしいです。

Mansion Over the Hilltop
By IRA F.Stanphill

I'm satisfied with just a cottage below
A little silver and a little gold
But in that city where the ransomed will shine,
I want a gold one that's silver lined.

(Repeat)
I've got a mansion just over the hilltop
In that bright land where we'll never grow old
And someday yonder we will nevermore wander
But walk the streets that are purest gold

Tho often tempted, tormented and tested
And like the prophet my pillow a stone
And tho I find here no permanent dwelling
I know He'll give me a mansion my own.

(Repeat)

Don't think me poor or deserted or lonely
I'm not discouraged, I'm heaven bound
I'm just a pilgrim in search of a city
I want a mansion a harp and a crown

(Repeat)


(意訳)
私はこの地上にある本当に小さな家で満足している
少しの銀貨と少しの金貨
けれど贖われた私たちが光る都市(天国)では
銀の縁取りがされた金の家に住みたいものだ!

(繰り返し)
私は、丘の上に大きな館を持っている
私たちがけっして年老いないあの光り輝く土地に
そしていつか、二度と彷徨うことなく
最も清廉された黄金の道を歩くのだ

時に誘惑され、苦悩し、試される
あの預言者のように石を枕にして
けれどここに私は永遠の住み処を見ない
神様が私のための館を用意してくれていると知っているから

私が貧相だとかさびれてるとか孤独だと思わないでくれ
私は落胆していない、天国に結ばれているから
今はあの都市を探すための旅人にすぎない
私は館と竪琴と冠が欲しい

この曲は、この地上には自分の財産はたいしてないけれど、天には神様が用意してくださっている、と歌っています。最後の節で竪琴と冠が欲しい、といっているのは、これは天の富を指します。私たちは救われてから、神様に従ってする善い行いや人助け、神への賛美などにより、その冠を天国に行ってから神様からいただくことができるのです。この歌では、天に富を積みたい、と歌っているんですね。

マタイの福音書6:19-21
あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、錆びつくこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。

Lay not up for yourselves treasures upon earth, where moth and rust doth corrupt, and where thieves break through and steal: but lay up for yourselves treasures in heaven, where neither moth nor rust doth corrupt, and where thieves do not break through nor steal: For where your treasure is, there will your heart be also.

これは、地上にお金を持つことが悪い、といっているのではありません。私たちは、自分たちの生活を支えるために、勤労をすることが大切です。しかし、すべての行動の軸が、物欲や所有欲からくるお金もうけのためだけになってはならない、ということなんですね。

マタイの福音書6:24
誰も、2人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。

No man can serve two masters: for either he will hate the one, and love the other; or else he will hold to the one, and despise the other. Ye cannot serve God and mammon.

お金を稼ぐことは、生きていく上でとても大切です。しかし、常に心は神様を見据えて、お金や物品に生活をコントロールされないようにして下さいね。私たちが地上で手にするお金や物のひとつひとつも、すべて神様からのギフトであることを忘れずに、いつでも感謝する心を持ちましょう!