2008年7月6日

独立記念日

7月4日は、アメリカの独立記念日でした。夕方から、教会で仲良くしていただいているニコルスさん宅にBBQに招かれました。なんと7人も子供がいる、大家族のニコルスさん宅は、昔孤児院だった建物を改造して家にしているのでとっても広く、野菜も自家栽培したり、鶏も飼っていたりと、素敵なカントリー・リビングを実践しています。東京育ちの私的には、広い庭や、畑、鶏、犬、猫、その他もろもろのお世話をしながら、子供を7人育て上げる夫婦の仕事量に感服します。2人ともアメリカ空軍に務めていたので、普通の仕事も忙しかったことでしょう。偉いなあ。一番上のお子さんは実は私とダニーと同じ年くらいなのですが、みんな聖書の勉強にもとても精通していて、娘さんたちも子供たちのためのバイブル・キャンプで奉仕したり、教会でピアノを演奏したり、家族で音楽演奏まで披露してくれちゃう、かなりエンターテイメント性の高いご家庭です。兄弟がこれだけたくさんいると、そこで社会が成立するから、家庭内で仲間と一緒に打ち込めるものがあっていいんだろうと思いました。一緒にいるとつくづく勉強になるクリスチャン・ファミリーです。私とダニーも9月には親になるということで、これからいろいろ学んでいくことでしょう・・・・!!


折角Patrioticな日ということで、アメリカの愛国歌をご紹介。
Youtubeからです。画像もあっていいかな、と。

http://www.youtube.com/watch?v=3Irf9bck5LQ&feature=related


O Beautiful for spacious skies
By Katherune L.Bates & Samuel A.Ward


O beautiful for spacious skies, For amber waves of grain
For purple mountain majesties above the fruited plain!
America! America! God shed His grace on thee
And crown thy good with brotherhood From sea to shining sea!

O beautiful for pilgrim feet, whose stern, impassioned stress
A through fare for freedom beat across the wilderness!
America! America! God mend thine every flaw,
Confirm thy soul in self control, thy liberty in law!

O beautiful for heroes proved in liberating strife
Who more than self their country loved and mercy more than life!
America! America! May God thy gold refine
Till all success be nobleness and every gain divine!

O beautiful for patriot dream that sees beyond the years
Thine alabaster cities gleam undimmed by human tears!
America! America! God shed His grace on thee
And crown thy good with brotherhood from sea to shining sea!

この曲は、Hymnal(聖歌集)にももちろんのっています。歌詞をじっくりみると、アメリカが聖書を信じるキリスト教国家であったことがよくわかります。英国の政治的かつ宗教的カソリック支配による抑制から逃れたクリスチャン達がアメリカを建てたらしいので、二番の歌詞なんかは、過酷な気候や戦いを生き抜いてアメリカ建国にいたった人たちの喜びや政治的抑制からの自由がよく現れていますね。また、神様が創造された自然の美しさがよく表現された歌です。

聖書の詩編65を見ると、宇宙すべてを司り、地球を創造された神様の力と愛がよく讚えられています。ここでは第6節から14節までを引用しますが、手元に聖書がある方は是非全部読んでみてください。1−14節までしかありませんので。


6-9
わたしたちの救いの神よ あなたの恐るべき御業が わたしたちへのふさわしい答えでありますように。遠い海、地の果てに至るまで すべてのものがあなたに依り頼みます。御力をもって山々を固く据え 雄々しさを身に帯びておられる方。大海のどよめき、波のどよめき 諸国の民の騒ぎを静める方。お与えになる多くのしるしを見て 地の果てに住む民は畏れ敬い 朝と夕べの出で立つ所には 喜びの歌が響きます。


By terrible things in righteousness wilt thou answer us, O God of our salvation; who art the confidence of all the ends of the earth, and of them that are afar off upon the sea: Which by his strength setteth fast the mountains; being girded with power: Which stilleth the noise of the seas, the noise of their waves, and the tumult of the people. They also that dwell in the uttermost parts are afraid at thy tokens: thou makest the outgoints of the morning and evening to rejoice.

10-14
あなたは地に臨んで水を与え 豊かさを加えられます。神の水路は水をたたえ、地は穀物を備えます。あなたがそのように地を備え 畝を潤し、土をならし 豊かな雨を注いで柔らかにし 芽生えたものを祝福して下さるからです。あなたは豊作の年を冠として地に授けられます。あなたの過ぎ行かれる跡には油が滴っています。荒れ野の原にも滴り どの丘も喜びを帯とし 牧場は羊の群れに装われ 谷は麦に覆われています。ものみな歌い、喜びの叫びをあげています。


Thou waterest the ridges thereof abundantly: thou settlest the furrows thereof: thou makest it soft with showers: thou blessest the springing thereof. Thou crownest the year with thy goodness; and thy paths drop fatness. They drop upon the pastures of the wilderness: and the little hills rejoice on every side. The pastures are clothed with flocks; the valleys also are covered over with corn; they shout for joy, they also sing.


創世記を見ると、神様がどのように地球をつくり、自然や人間を創造されたかが描いてありますが、詩編のここの部分で讚えられている神様は、小さなものまで丁寧に面倒を見て下さる慈愛に満ちたキャラクターであることがわかります。(先日のHis Eyes on the sparrowでもそうですね。)もちろん、神様は旧約聖書にあるように、裁きの神様であり、怒ると容赦しない神様でもあります。旧約聖書の歴代誌なんかを読むと、いろいろな王様の信仰が綴られています。神様の意志を求め、それに従っている間はすべてに成功をおさめていた王たちも、偶像崇拝に陥ったり、神様の意志に背いたりして転落していく様子がありありと描かれています。神様は、すべてを支配する方として畏れるべき存在であると同時に、あらゆるものにその愛を与えて下さる優しさに満ちた存在なんですね。

神様が私たちに用意して下さった道を求め、それを外れることのないように毎日祈りと感謝を捧げて歩む心、それが慈愛に満ちた神様と良い関係を保つための第一歩です。救われている皆さんは、なんでも心にあることを神様と相談して決めていきたいですね。