2008年7月9日

ウサギ日和

基地内にたくさんいるウサギさん達ですが、ようやく写真が撮れました。夕方、ゴルフ場付近でぼーっとしている所をキャッチ。ゴルフ場にはいつでもそこら中飛び回っているそうです。ダニーは、茂み近くに落ちたゴルフボールを探しているときに不意に飛び出してきた巨大なウサギさんに驚かされたそうです。彼ら、立ち上がるとけっこう背が高いんですよ。夜、2人で散歩をしていたら、家の廻りにもたくさんいました。人慣れしているのか、あまり逃げないようです。天気も相変わらず良く、のどかなウサギ日和でした。


今週は、新約聖書のヤコブ書3章を毎日読んでいます。その13節から18節がとても好きです。

13-16
あなたがたの中で、知恵があり分別があるのは誰か。その人は、知恵にふさわしい柔和な行いを、立派な生き方によって示しなさい。しかし、あなたがたは、内心ねたみ深く利己的であるなら、自慢したり、真理に逆らってうそをついたりしてはなりません。そのような知恵は、上から出たものではなく、地上のもの、この世のもの、悪魔からでたものです。ねたみや利己心のあるところには、混乱やあらゆる悪い行いがあるからです。

Who is a wise man and endued with knowledge among you? Let him shew out of a good conversation his works with meekness of wisdom. But if ye have bitter envying and strife in your hearts, glory not, and lie not against the truth. This wisdom descendeth not from above, but is earthly, sensual, devilish. For where envying and strife is, there is confusion and every evil work.

17-18
上から出た知恵は、何よりもまず、純真で、更に、温和で、優しく、従順なものです。憐れみと良い実に満ちています。偏見はなく、偽善的でもありません。義の実は、平和を実現する人たちによって、平和のうちに蒔かれるのです。

But the wisdom that is from above is first pure, then peaceable, gentle, and easy to be intreated, full of mercy and good fruits, without partiality, and without hypocrisy. And the fruit of righteousness is sown in peace of them that make peace.


第三章全体としては、自分の話すことに気をつけなさい、という教えがのべられています。自分の舌を制御することができないと、人間はすぐに人をうらやんだり、悪口を言ったりします。この3章の最後の部分は神様からの知恵をもった人とはどのようなものか、が書かれています。「悪知恵」という言葉かありますが、13-16はまさに悪知恵をもった人について述べられています。自分の欲が深くてずる賢い人って、いますよね。また、そういう人はとかくプライドも高く、他人に対して嫉み深かったりします。聖書にもそのものズバリ書かれているので、ずーっと昔から人間ってちっとも変わっていないんだなあ、と思ってしまいます。
17-18は、神様から与えられた知恵をもっている人についての描写です。ここにあるような人が、職場の上司だったら嬉しいですよね。もし職場に13-16のような上司がいる場合、その人が救われて17-18の人柄に変わるようにお祈りしてあげてください!イエス様は私たち1人1人のそんな小さな祈りも必ず聞いてくださいます。根気よく、清らかな心でその人のためを思って、お祈りしてあげることが大事ですよ。

昔、「祈る」ということが「呪う」系の方にいっちゃっている人を見ましたが、「宗教」と言われるものの中で、神様との関係をよく保つ、というよりも、自分たちの利己的な欲望や思いを成し遂げるためのツールとして「祈り」を用いていると思われる人たちがいますが、それって「呪い」ですよね。私はバプテスト教会に来てから、みんな本当に他人のためを思って、善のパワー全開でお祈りしているのを見て、これは正しいあり方だと思いました。カルトの人たちは、聖書などを持ち出して、超利己的に神の御言葉を解釈して人をコントロールしようとしたりします。私も、クリスチャンになりたての頃は聖書の内容もまったく知らなかったので、他人のいうことに困惑することが多々ありました。1番大切なのは、自分自身でしっかりと聖書を読んで、いろいろな宗教者やミニスター、牧師などと言われる人たちが言っていることが、本当に聖書に乗っ取っているかどうかを見極めることです。神様に、正しい情報を見極める知恵をください、とお祈りするのも大事ですね。そうすると、カルトや怪しい宗教に引き込まれる危険はずっと減ります。ある一個人を神として崇めさせる宗教系の活動があったら、それは確実に偶像崇拝なので、カルトです。人間はどんなに偉い人でも、間違いを犯します。完全では有り得ないからです。でも、神様にミスはありません。


最後に、詩編から神様を信じて、その道にしたがって進む人の幸福を歌った詩です。

詩編128
いかに幸いなことか 主を畏れ、主の道に歩む人よ。
あなたの手が労して得たものはすべて あなたの食べ物となる。
あなたはいかに幸いなことか いかに恵まれていることか
妻は家の奥にいて、豊かな房をつけるぶどうの木。
食卓を囲む子らは、オリーブの若木。
見よ、主を畏れる人はこのように祝福される。
シオンから 主があなたを祝福してくださるように。
命のある限りエルサレムの繁栄を見 多くの子や孫を見るように。
イスラエルに平和。


Blessed is every one that feareth the LORD; that walketh in his ways.
For thou shalt eat the labour of thine hands: happy shalt thou be, and it shall be well with thee. Thy wife shall be as a fruitful vine by the sides of thine house: thy children like olive plants round about thy table. Behold, that thus shall the man be blessed that feareth the LORD. The LORD shall bless thee out of Zion: and thou shalt see the good of Jerusalem all the days of thy life. Yea, thou shalt see thy children's children, and peace upon Israel.

毎日、神様との正しい関係を築けるよう、イエス様に自分の心に平和を与えてもらいましょうね。

出典:聖書 新共同訳 日本聖書教会 2003
KJV Bible Thompson Chain reference Study Bible, Kirkbridge,1988